地方へドライブに行くときの休憩施設としてや地元の特産品が買える施設として知られる道の駅。
そんな道の駅ですが、どんな歴史があるのでしょうか?
道の駅設立の由来や、発祥の地について調べましたので見ていきましょう!
目次
【道の駅の歴史】設立の由来について
道の駅が設立された由来は中国地域で行われた地域づくりシンポジウムでの提案がキッカケだと言われています。
「道の駅」は、平成3年1月に中国地域づくり交流会のシンポジウムの中で「道路にも鉄道のような駅があってもよいのではないか」との主旨の提案がきっかけとなり、検討が始
まったといわれている。引用元:JICE REPORT
現在は47都道府県に拡大し多種多様な地域の魅力を発信している道の駅ですが、設立された由来がシンポジウムの中での提案だったとは面白いですね!
今となっては政府からも地域の防災拠点としても活用されている
【道の駅の歴史】発祥の地はどこ?
道の駅の発祥の地は諸説あると言われています。
どんな説があるのか調査しましたので見ていきましょう!
【道の駅発祥の地は?】山口県と岐阜県である説

道の駅発祥の地は山口県と岐阜県だと言われています。
結論から述べてしまえば、1993年4月22日に正式登録された103駅が第1号タイということになる。ただし、これに先駆けて1991年10月から社会実験として12駅があった。「道の駅」という看板も掲げられていたのだ。
この12駅のうち、山口県阿武町の「道の駅阿武町」と岐阜県付知町(現・中津川市)の「道の駅花街道付知」が、後に正式登録された103駅の「第1号」に含まれている。だからこの2つを「第1号の中の第1号」と言ってもいいかもしれない。
引用元:カーセンサー
この説は結構納得いく内容ですね。
社会実験をした延長線上に道の駅制度に則って正式登録となったと言われると道の駅第1号に納得できます。
【道の駅発祥の地は?】新潟である説

新潟にも道の駅第1号が設置された施設があります。
昭和63年11月に一般国道では全国で初めて、情報提供機能を持ったパーキングエリアとしてオープンしました。その後、平成5年に日本で初めての指定された「道の駅」のひとつとなりました。
引用元:ガタプラ
新潟市魅力発見サイトであるガタプラでも「道の駅発祥の地」、「道の駅登録第1号」と強調されていますね!
道の駅制度が1993年(平成5年)から登録開始していますが、1988年から現在の道の駅と同様に道路情報提供などを行なっていたパーキングエリアがあったことから道の駅発祥の地と言われています。
【道の駅発祥の地は?】島根である説

島根県にも道の駅第1号とされる施設があります。
しかもこの施設は道の駅の社会実験で見本となったところでもあります。
1989年に、旧建設省によって島根県掛合町(現・雲南市)に作られたチェーン脱着場所も有力候補だ。ここは翌1990年3月に休憩施設などが整備され、現在は「道の駅掛合の里」となっている。後の社会実験が見本としたため、ここを発祥とする意見もある。
引用元:カーセンサー
休憩施設としての機能が当時からあった関係上、社会実験の見本となったんでしょうね!
まとめ:【道の駅の歴史】発祥の地には諸説ある
道の駅の歴史を調べていくと道の駅制度が開始した1993年4月から登録第1号となった施設が103ヶ所あることがわかりました。
みなさんが普段よく行かれる道の駅はもしかしたら道の駅第1号の施設かもしれません。
また旅行で道の駅発祥の地と言われる道の駅に行ってみるのも面白いかもしれませんね!